いい横顔。
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ライナーノーツ ゆけむりSOUND vol.10
J-POPに対してこれほど真っ正面に向かい合ったMIX CDが、どれだけあるだろうか?2016年にして、J-POPというジャンルは、いまだに手に負えない。そもそもJ-POPってジャンル名じゃない。日本人とか日本語くらいのざっくりとした括りでしかない。
「DJやってるよ」と人に言ったとき、「どんなDJ?」と聞かれて「J-POP」と答えようものなら、怪訝な顔をされる。オシャレな大人の社交場であるクラブで「なぜJ-POPなんだ?」という疑問が、その怪訝な顔に書いてあるのだ。MSゴシック体で。
かつての90年代、クラブがもっと「クラブミュージックをかける場所」だった時代は、J-POPなどをかけようものならフロアから人がいなくなり、アンプの電源は落とされ、ビールの空き瓶は飛んでくるくらいの恐怖感と戦わねばならなかった。それもそのはず、クラブミュージックが好きな人間というのは、学生時代には音楽的マイノリティ族出身であり、サッカー部とかの連中が聴いていたB’zやミスチルを音楽的マジョリティとして禁忌し蔑視していた人間である。クラブという聖域こと俺たちのサマーオブラヴに、そんな商業音楽を持ち込むな!ということだ。古い人間ほど、J-POPをクラブで回すことに対して、そのような負い目を感じているのではないだろうか。かつての伝説のJ-POPイベント「申し訳ナイト」は、そんな状況に申し訳無い、申し訳無い、と言いながらDJをするという所からそのイベント名になったのだという。そのような先輩達が少しずつ少しずつ、門戸を広げきて、今に至っているのだと思う。
そんな、手に負えない上につかみ所も無い、面倒くさい割に怪訝な顔をされがちなJ-POPという種類の音楽を真っ正面から捉えて、しっかり踊れる音にMIXする。この境地まで辿り着くのにどれほどまでの引き出しが必要なのか、どれほどのワゴンセールのCDを買い込んだのか、想像を絶する。DJ CARPさんをはじめゆけむりDJsの4人はとにかくJ-POPに対して斜に構えず、真面目にグルーヴを編み出していることが、このMIX CDから分かると思う。
しかもゆけむりDJsは日本各地の温泉地でDJプレイするクルーである。温泉成分から来る血行の良さや、温泉地ならではの宴会感も手伝って、日本人にとってのレイヴとはこれではないのか?とすら思わせてくれる。そこにはもう、怪訝な顔をする人はおらず、皆が「J-POPいいね!」と顔に書いてあるのだ。POP体で。
本場のJ-POPを日本に直輸入。そんなキャッチコピーが最高に合うMIX CDだと思いました。
2016年4月
BUBBLE-B(間違いだらけの金曜日/アラケモ。東京/SPEEDKING PRODUCTIONS)
君が代を
現代風にア
レンジすると以下のようになる。
『さざれいし』
すだれを押し上げて
手を
伸ばす君 内裏のこと
どうか来てほしい
松原まで来てほしい
お水をあげよう
庭のさざれいし
苔むすまでも可愛い君
のね
果てない治世がちゃんと
続きますように
君と君の治世が
万年続きますように
つ
いでに、他の国の国家もア
レンジして見ると、君が代と
違い、ヒーローもののア
ニソンになる。君が代が
いかに独特の存在で
あるか、いか
にJ-POPの
原点であるかがわかる。
この漫画は短編集となっており、表題の「カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生」のほか、
「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」
「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」
「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画」
「ソラカシ」
「テレビブロスの女」が収録。タイトルだけでご飯4杯ぐらいいけそうです。
西城秀樹はロックの歌い方をJ-POPに広めた人、と紹介されていた。よく考えたらそれまでの歌謡曲は演歌の派生だったから、割とゆったりとした曲が多かった気がする。
軍歌っぽい歌詞がどうのこうのよりも、世のJ-popの歌詞の95%ぐらいが何かに取り憑かれたように色恋沙汰について執着していることの方が不気味に思う
小5の長女曰く、クラスのおしゃれ女子はみんなK-POPを聞いてて下敷き持ってきてる、ジャニーズはおたくっぽいと思われる。男子はヒカキンとはじめしゃちょーとフィッシャーズが好きだという。「J-POPを好きな子いないの?」「いない」「… https://t.co/4sz6fuoYQa
J-popの歌詞はできるだけいろんな人にあてはまることを言ったもん勝ちみたいな風潮があって、ぼかしてじっさいなんも意味ない歌詞が多い。
「あの日あの時あの場所で」とか
「あれから僕たちは何かを信じてこれたかな」
とかもはや天才的に何も言ってない
Twitter / Hetare_wexy (via mcsgsym)
それをつくるのって超難しいことだと思う。
誰もが感情移入できることを、あたらしい言い方で表現するのは。
意味を押しつけず、聴き手に意味を想起させるトリガーとしての歌詞。
(via helix-r)
エンプティネスだね
(via pgtwitter)
おお、エンプティネスという言葉があるんですね! 浅学なため知りませんでした。しっくりくるなあ。
(via helix-r)
tumblrでも以前たくさんpostされていましたが,「原研哉氏トークイベント採録|くらしの良品研究所|無印良品」という記事がありました.いまは削除されてしまっています.
この記事のなかでエンプティネスに触れられていました.
検索してみると上記記事をふまえたblogがいくつか残っているみたいですね.
こちらなんかは記事中のエンプティネスを説明しようとしたblogですね. シンプルなのではなくエンプティネスである無印良品 Posted on | 2010年 2月 10日
(via pgtwitter)
11: ラグドール(チベット自治区):2013/07/15(月) 16:27:51.73 ID:kio3GyGmP
ヒット曲を街中に流す自由を
カスラックが根絶やしにしたから
今何がヒットしてるかなんて
誰も知らなくなった
今の「特典会頼み」のアイドル業界に嫌悪感を抱いている人の念頭には「90年代までのJ-POP」のような薄く広くのビジネスモデルがあると思うけど、実際はあの時代のほうが人類史にとっては非常に特殊だったとも言えるんですよね。芸術というの… https://t.co/Fh672RaMJb
山下「Pro Toolsは解像度が良すぎてマルチトラックレコーダーとして使うと、音同士が混ざりにくい。立体感が作りづらい。今までのアナログやPCM-3348だとリバーブかけたり卓でボリュームを下げたりすることで音の立体感を作ってきた……にじんでくれたのね。だけどPro Toolsだとボリュームを下げても音がにじまないので結局、同定位にある音同士がケンカを始める。音の置き方を根本から改めないといけないと感じたんです。(中略)今流行している音楽が音数少ないっていうのは、それなりに必然性があるんだと思う」(Sound&Recording Magazine2005年10月号山下達郎巻頭インタビュー)

